2/15(土)、南万々地区で地域住民の方々へ「備えるは生き残る」と題し、南海トラフ地震に立ち向かっていくためにできることなどの講演を行いました。
基本的な地震の仕組みから、いずれ来る南海トラフ地震がもたらす被害を、過去の地震の被害写真や動画を交えてご紹介しました。揺れや津波がいかに甚大な被害をもたらすか、しっかりお伝えできたと思います。
地震を生き延びるために、平時の今できることを「耐震」という形でお話しながら、生き延びた先にある「非常食」や「非常用トイレ」の体験も行いました。
非常食体験では、アルファ米を水で作ってみると水の分量が違っていたのか「固くて美味しくない」と残す方、「結構おいしい」としっかり食べきる方などさまざまでした。
非常用トイレも実際に使用しました。津波避難ビルに配備されている凝固剤タイプ、指定避難所に配備されている一体型タイプを前で実演し、住民の方にも凝固剤タイプを体験していただきました。「これは1回分なのか?」「この粉(凝固剤)は全部入れていいのか?」、あまり見たことのないタイプのトイレに関して、質問が飛び交う場面もありました。
被災直後は生活が様変わりします。その時に非常用トイレの使い方や非常食の作り方がわかれば心強いのではないでしょうか。今回の講習ではその心強さを形作るお手伝いができたように感じます。南万々地区の自主防災会の皆様、ご参加いただいた住民の皆様、ありがとうございました。
これからも、株式会社中村防災サービスは地域の防災力向上のため、様々なイベントに参加していこうと思っています。ホームページでイベントの様子などを発信していきますので、何卒宜しくお願い致します。



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