6/14（土）、針木ヒルズガーデンで居住者の方々へ、マンションでの防災についての講演と防災グッズの展示を行いました。
避難訓練から戻られた居住者さんにお好きなアルファ米を選んでいただき、講演の前にお水で非常食を作っていただきました。机がない状態でアルファ米を開封し、中のものを取り出し、水を注ぎ混ぜます。一人では難しい方は周りの方が手伝うなど、「共助」の姿が見られました。
講演は基本的な地震の仕組みから、いずれ来る南海トラフ巨大地震がもたらす被害を、過去の地震の被害写真や動画を交えてご紹介しました。マンションの防災に特化した内容や、お住まいの地域の避難所の情報などもご紹介したので、自分ごととして「自助」への大切さを知っていただけたように感じます。
非常用トイレも実際に使用しました。津波避難ビルに配備されている凝固剤タイプ、指定避難所に配備されている一体型タイプを前で実演し、平時と災害時の違いをしっかりとお伝えしました。
講演後は、講演前に作ったアルファ米を開封し実食しました。後方のスペースにはパンやビスケット、ようかん、即食タイプの非常食なども並び、そちらのコーナーも非常ににぎわっていました。
試食をしながら弊社職員へ防災関連の質問をしてくださる方が多く、居住者の方々の防災意識の高さに驚きました。
被災直後は生活が様変わりします。その時に非常用トイレの使い方や非常食の作り方がわかれば心強いのではないでしょうか。今回の講習ではその心強さを形作るお手伝いができたように感じます。針木ヒルズガーデン理事会の皆様、ご参加いただいた居住者の皆様、ありがとうございました。
これからも、株式会社中村防災サービスは地域の防災力向上のため、地域に根差した講演を行ってまいります。ホームページでイベントの様子などを発信していきますので、何卒宜しくお願い致します。
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