10/17(金)、高知市立春野西小学校にて5年生、6年生へ、それぞれの防災のテーマに沿った授業を行い、廊下にはさまざまな防災用品を展示しました。
内容は、1時間目に6年生児童さんの防災研究発表を拝聴し、2時間目に当社非常用トイレの講座・実験を行いました。
1時間目の防災研究発表は地区別での発表でしたが、その地区に特化した考え方がしっかりとまとめられており、感心させられることばかりでした。2時間目の実験では凝固剤タイプの非常用トイレが固まる様子を興味深そうに眺めたり、袋が破れるまで揉んで、その感触を楽しんだりと楽し気な声がたくさん聞こえてきました。一方で講座の時間では「なぜ非常用トイレが必要なのか」を真剣に考えているお子さんが多く、非常用トイレの重要性がしっかりと伝わったように感じます。
3・4時間目は5年生の親子行事として、非常食の試食会を行いました。その中で最近の非常食の種類の多さ、美味しさをお伝えしたり、景品をかけた防災クイズなども行い、親子で楽しく非常食について学びました。
【防災】というテーマはどうしても重たいテーマになりがちで、命の危険を直視して考えることから「避けたい」という気持ちを持つ人も多くいると思います。ただ、それでも必ず考えなくてはならない【防災】を、今回のように楽しんで学んでいただけることで、一人一人の防災力が向上し、それだけで命を救う一助になると考えています。
当社のメインテーマ【地域の防災力を最大化する】に少しでも近づけたと実感できる取り組みになったと思えるとても有意義な時間でした。ご参加いただきました春野西小学校の生徒の皆さん、親御さん、先生方、誠にありがとうございました。今後もこうした取り組みを続けることで、地域の防災意識向上に貢献できるよう努めてまいります。




