自動車メーカーと協同で、クルマと防災グッズの展示イベントを開催
東北自動車はるの展示場にて防災イベントを開催しました。
自動車メーカーと協同で開催し、キャンピングカーや軽EV電気自動車、アウトランダーPHVなどの非常用電源として使えるクルマなどの展示を行いました。クルマの展示とともに、災害が起こった際に車中泊で使える防災グッズの展示も一緒にご覧いただくことで、災害時の対応について興味を深めてもらうきっかけになればと思い、開催しました。
キャンピングカーの展示
換気扇やクーラー、ベッド、テレビ、冷蔵庫、トイレなどが備わったキャンピングカーに、来場者に実際に搭乗していただきました。
あまりの充実した設備に
「これだけ揃っていたら災害時でも快適に過ごせそう」
「キャンピングカーって、こんなに多機能なんやね」
と、搭乗した体験者は驚きの声を漏らしていました。
会場には女性やお子様連れのお客様も多く、災害時に問題となりやすいお風呂やトイレについての質問も多くありました。
お風呂については、キャンピングカーは排水機能が整っているので、カーテンを閉めれば外から見られることなくシャワーで身体を洗うことができます。
トイレについても同様にカーテンを閉めることで、プライベートな空間を確保することが可能です。
過去の災害では、避難生活の中での痴漢行為等が実際に問題となっています。安全な居住空間で過ごせることに加えて、お風呂やトイレなどのデリケートな問題も解決できるキャンピングカーは災害時に大いに活躍するのでないかと思います。
カーテンなし
カーテンあり
普通自動車の展示
キャンピングカー以外にも普通自動車の展示を行い、災害時の活用方法をイベント参加者にイメージしていただきました。
例えば、普通自動車の場合は右の画像のようにカーテントを用意することで、プライベート空間を増やすことができます。
イベントでは「カーテントなし」の車も展示し、それぞれを比べることで、
「災害時に車中泊をすることになった場合、必要な設備は揃っているだろうか?」
「家族を含めて車中泊で過ごす場合、居住空間は十分に確保できるだろうか?」
といったことを、参加者にそれぞれ考えていただく良い機会になったのではないかと思います。
カーテントあり
カーテントなし
起震車での体験
会場では、地震の揺れを体感できる起震車も配備。
多くの方が実際に揺れを体験し、まだ地震についてあまり経験のない子供は
「怖かった…」
「地震ってこんなに揺れるんやね…」
と思い思いの言葉を口にしつつ、ご両親と一緒に
「家の中で起こったら、どういう行動を取るか?」
「離れ離れになったら、どうやって連絡を取るのか?」
を話し合っている家庭もありました。
近い将来、高知県は南海大地震が来ることが予想されています。高知県民にとって地震は他人事ではありません。これを機に災害時の対応について、ご家庭やご家族の中で話し合いをしてもらえたらなと思います。
起震車を体感する参加者の様子
以上、株式会社中村防災サービスは今後もイベントを開催してまいります。ホームページで告知や発信を行っていきますので、宜しくお願い致します。